12月1日(日)、毎年行われる鷲部コミュニティ祭りが中止のため、江田島図書館祭りを開催しました。
10時30分からは、広島市とその近郊在住のママさんで活動している吹奏楽団「広島ママブラスpeace(ピース)」のメンバー5人の方に来ていただき、木管五重奏によるクリスマスコンサートを行いました。
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(「メリー・ポピンス」より)他、ジングルベルやきよしこの夜などのクリスマスソングメドレーを含む9曲の演奏と普段はあまり見ることのない楽器をクイズ形式で紹介していただき、皆さん熱心に聞き入っていました。
きらきら光る長い笛はフルートです。この中で一番高い音が出ます。そしてとなりの大きな楽器はバスクラリネット、お腹に響く低い音が出ます。
ぐるぐる巻きになっているこの楽器はホルン、金管楽器なのですが音色が他の木管楽器と合い、古くからある楽器の一つなので木管五重奏のなかに組み込まれています。そしてオーボエとクラリネットそっくりなこの二つの楽器の分かりやすい違いは吹き口です。
アンコールに応えて、「パプリカ」(NHK2020応援ソングプロジェクトによる応援ソングとして作成。米津玄師/作詞・作曲)を演奏していただき、子どもたちも手作りのマラカスでリズムをとって盛り上がりました。
13時30分からは「瀬戸内紙芝居」河野 輝之さんにオリジナルの切り絵の紙芝居を上演していただきました。潮吹き臼、かもめ、など昔話や伝説を切り絵で表現した紙芝居は、絵も独創的で素敵でした。また、河野さんのテンポのよい語りに、子どもたちや年配の方も引き込まれていました。
ロビーでは希望者に、即席で名前の切り文字を作るプレゼントがありました。下書きも書かず、するするとカッターの刃を滑らせて、できあがっていく切り文字は、手品を見ているようでとても面白かったです。何組もの親子が切り文字の名前をプレゼントしてもらいとても喜んでいました。
広島ママブラスpeaceの皆さん、河野さん本当にありがとうございました。今年も多くの皆さんにご参加いただき素敵な時間を過ごすことができたと思います。